ここまで 「メガネの哀しみ」「老眼の哀しみ」「メガネの哀しみ、その後」と、視力にまつわる哀しい話を書いてきたわけですが。

先日、コンタクトレンズが割れました

右目の方を装着しようと流水すすぎしている時にパキッと。
ええええええええええええええええ!
かれこれ30年以上コンタクトレンズを使ってますが、割れたのは初めて。これまで落としたり流したりはしてきたけども、割ってしまうとは。

いつも落としたり流したりするのは左目ばかりで、右目のレンズはかれこれ10年以上使ってました。一般的には2~3年で買い替えろと言われてるみたいなので耐用年数はとっくに切れてたのでしょうが、しかし老眼の相談で眼科行った時(去年)も「古いわりにはきれい」と言われ、買い替えを薦められることもありませんでした。

なので安心しきってました。落とすか流すかするまでは添い遂げられると思っていたのに。

仕方なく慌てて眼科行ったら土曜日だったせいもあってめちゃ混み。しかもレンズの値段が上がっている!
2年前に作り直した左のレンズより数千円高い。ちょっと、奥さん、消費税は2パーセントしか上がってませんよ! どーゆーこと!?

つらい。
予定外の大出費、つらい!!!

受付のお姉さんは「本当は再作成でも○○円なんですが、割り引いてます」と言ってくださったのだけど、割り引いてこの値段とは(´・ω・`)
当然診察代もかかってるし、ネット通販で同じ種類のレンズ見ると大幅に安いのに。ううう。

で。

前と同じ度数のものを作ってもらったんですが、これが。
全然見えない!

0.5ぐらいまでしか見えない。
7月の健康診断では一応「左1.2、右0.9」だったのに、右、ボケボケすぎる。
視力測定してくれたお姉さんによると、「利き目が左で、遠くは左、近くを右で見てる」と言われ。

「勝手に遠近両用」していたらしい。

「右の度数を上げると今度は手元が見にくくなるのでは?たまたま割れたから眼科に来たけど、昨日まで不便を感じなかったんでしょ?」と言われればそうなので、元のままの度数でレンズを注文、数日後に受け取り。

コロナのおかげで院内でのレンズのつけ外しができないので、受け取り時は受け取りのみ、後日家でレンズを装着して改めて診察を受けに行かなければいけない。
10月末に注文、11月頭に受け取り、数日後に診察を受けて、「もし度数交換するなら1か月以内で」と言われ様子を見る。

確かにスマホの字がとても見やすい。老眼鏡なしでも問題ないぐらい。

しかしその代わり、右は遠くが全然見えない。コンタクトしている意味がないのでは?と思うぐらい見えない。

この1年、PC作業する時も老眼鏡かけてたけど、左は1.2、右は0.5ぐらいの視力の上に両目とも度数0.75の老眼鏡をかけると、なんか、ビミョー。かけなくても見にくいけど、かけてもピントが合わないような……。

仕方ない。
面倒だけど再び眼科で「右の度数を上げたい」と相談。

もともと(10年以上前)は、両目とも度数「-1.50」のレンズだった。左は2年前作り直した時に「-1.75」に上げていて、今回右は「-2.0」まで上げることに
左の見え方と合わせるなら右は「-2.25」になるけれども、そうすると今度は手元が非常に見にくくなるので、遠近のバランスを取って「-2.0」。

覚えている方がいるかどうか知りませんが、メガネの度数は左が-2.0、右が-2.50です。コンタクトとメガネでは度の出方が違うとはいえ、圧倒的に右の方が視力が悪いにもかかわらず、コンタクトレンズの度は左の方が高いという状態で何年も過ごしてたことになる。

謎。
本当に謎。

健康診断では右もそこそこ見えてて、右の方がよく見えることさえあって、だから2年前左の度数をupしたのに。
7月の健康診断のあと、8月末にPixel4aをGetして、いじりまくっていたせいで右目が「手元専用」に特化してしまったのか。基本的にはコンタクトでスマホいじる時はちゃんと老眼鏡してたんだけどなー。

今回右の度数を上げたけど、「遠くは左、近くは右」という1人遠近両用をしていたらそのうちまた右は遠くが見えなくなって、さらに度数をupしなければいけなくなるのでは。

「コンタクトレンズの上に遠近両用メガネをかける」という強者(つわもの)もいるらしいですが、ほんとに近眼も老眼も、哀しいですね(ノД`)

度数交換でまた3回眼科行ったし、金銭的にも時間的にももったいなかった。向こう5年間は左右ともこのレンズでがんばりたい。どうか割れないで、落ちないで、流されないで……!
(実はこの右レンズ騒動の間に一度、左のレンズをなくしそうになりました。本当に危なかった。発見できて良かった)

※ちなみにこの記事はコンタクトレンズのみ、老眼鏡なしで書きました。ちょうど右目の焦点距離がPC画面の距離と合ってる気がする。老眼鏡をかけると左はきれいに、右はかえってぼやけてしまう。げに「ちょうどいい」は難しい。