これは本当に哀しい。
とにかく不便だ。


(いらすとやさんってほんとどんないらすとでもあるなすごい)

気になりだしたのは去年ぐらいだろうか。
コンタクトで手元の文字を見るのがつらくなってきた。
買い物に行って、箱に書いてある細かい説明文字などを読むのがものすごくつらい。
っていうかもう読めない

化粧品の成分表示とか細かい注意書きが。

スマホの文字や本の活字はその手の注意書きよりは字が大きいので「なんかにじむなー」と思いつつも読めていたんだけども、無理して字を読んで目が疲れることがひどい肩こりの原因の一つかとも思い、今年の2月に眼科行って老眼の相談をした。

「コンタクトをした状態で手元を見るのがツラい」と訴え、コンタクトをした状態での老眼度数を測定。

結果、「左0.5、右0.75」で、遠近両用コンタクトを作るほどの度数ではない。メガネ屋で老眼鏡を作るほどでさえない。
「まずは100均のやつ試すぐらいでいいと思いますよー」と。

いや、すでに100均のは試してるんだよ。置いてある中で一番ゆるい「1.0」のやつ。でも100均だからやっぱりかけ心地良くないし、度も合わなくて疲れる。

右はともかく左は「0.5」でいいんだから、「両目1.0」の老眼鏡かけたらそりゃ疲れるよね。

眼科は一応処方箋書いてくれたけど、わざわざメガネ屋行って高い老眼鏡作るほどではないなぁ、と思い、できあいで「0.75」のものを探す。なかなか売ってないんだこれが。
100均もZoffもJINSも「1.0」からしか売ってない。

Amazonさんでかろうじて見つけた0.75、鯖江製というのに惹かれて購入。うん、かけ心地すごくいいよ、これ。まぁ出来合いにしてはいいお値段ですけども。


スマホをいじる時、本を読む時はコンタクトの上からこの老眼鏡。
PC作業の時もこれかけてちょうどいい感じ。

つけはずしはめんどくさいんだけど、度がゆるいこともあって、かけっぱなしで遠くを見ても危険というほどではない。
ただ、一旦老眼鏡を使うと、「手元にピントを合わせる能力」がさらにサボるので、一層手元が見えない。その代わり、はずした時に遠く(テレビとか)はめっちゃくっきり見える。

これまで手元もにじむしテレビの字もなんだか見にくいと思ってたけど、ピント調整がどっちつかずでどっちも見にくくなってたらしい。
手元のピントを老眼鏡に任せたとたんテレビがすごくクリアになった。
健康診断で「1.2」をたたき出すわけである。

しかし。
今度はメガネの時が困る。
メガネの場合、はずせば手元は見える。
裸眼なら、本を読むのもスマホを見るのも針に糸を通すのも問題ないのだ。

しかしテレビ見ながらスマホやPCで実況をする時が困る。遠近どっちにもピントが合ってくれないとものすごく不便。
blogに本の感想記事を書く時なんかも、本とPC画面とでピントが合わなかったりする。お相撲実況やニチアサ実況、そして本の感想を書くことが仕事(※ただし無報酬)だというのに!

コンタクト+老眼鏡の場合、老眼鏡かけっぱなしでもそこそこテレビ画面見えるし、いわゆる「鼻メガネ」状態にしてると「遠近両用メガネ」かけてるみたいになるから割と楽なのよね。

メガネだと、そもそもPCの距離にピントが合わない。
いや、まぁ、見えるけど、度がキツすぎて長時間作業してると疲れる。
PC用に度のゆるいメガネを作る必要があるんだよなぁ。
でも基本的に普段はコンタクトだから、そんなに何本もメガネを作るのがですね……。

ほんとは新しくメガネを作るならゆるいのを作るべきだったんだろうと思うんだけど、なんせ車が手放せない田舎暮らし、まずは「運転もできる外出時のちょっと小マシなメガネ」が欲しかった。
新しい「左右とも-2.25」のZoffメガネでPC作業すると……左目かなり疲れる……うう。

PC専用の場合、ほんとに家の中でしか使わないわけだから、SALEになってる安いやつを買えばいいけど、それでもやっぱり度をどれくらいにするか、調整は必要で、そのためにかかる時間や交通費はもちろん、Zoffで1万5千円使っちゃった後では、SALE品5000円でもツラい。

まだ「左-2.25」を「-2.0」にするかどうか悩んでるし。

ほんと、裸眼で遠近ともばっちり見えたらなー。
こんな苦労ないのになー。

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