2月は逃げ、3月は去り、4月に入れば少しは落ち着くのかなぁ、と思っていたけど4月もしれっと通り過ぎていってしまいました。

速い。速すぎる。

でも今年の4月は桜を堪能。まず最初に見たのは息子ちゃんの下宿近くの桜。4月の2日でした。

まだまだ色々買いそろえなければいけないものがあって、徒歩であちこちお店を回って疲れた足も、桜を見れば癒される。


翌3日は入学式。都会の真ん中、ビルをバックの桜の木。まだやっと咲き始めたばかりだったけど、よく晴れて暖かく、気持ちの良い午後でした。桜の木の下で入学記念の写真を撮れなかったのが返す返すも残念……。

入学式の後、保護者向けの説明会を終えてくたくたな帰り道。桜並木の向こうに日が沈む。
昼と宵。都会と郊外。同じ1日。


お次は五月山。
桜の季節に訪れるのは5年ぶりかな? 本当は毎年足を運びたいぐらい大好きなふるさとの山だけど、桜の季節は短いだけになかなか難しい。
公園内は開花したばかりの木が多かったけど、池田駅から五月山へ向かう途中にある馴染みの巨木はけっこう咲いてて美しかった。
「日本一小さい動物園」が前に来た時より少し大きくなっててびっくり。平日で、花見にもまだ早い開花状況だったけど、春休みとあって親子連れでけっこう賑わっていました。夜の場所取りか、ビニールシートもちらほら。

五月山は、もちろん桜もいいのですけど、鬱蒼とした緑がまた、いいのです。子ども達で賑わう遊具から離れて奥へ入ると、静かにゆったり木々と空を楽しめる。

滋賀へ戻ってくるとまだまだ桜は蕾――だったのですが、2~3日のうちに一気に見頃に。

慌ててご近所桜めぐりを敢行。しかし曇り空であまりきれいに撮れた写真がなかった。桜自体はきれいで楽しかったですけども。

一気に見頃になった後、少しひんやりしたせいか、意外と長持ちした今年の桜。4月の13日に京都は蹴上付近を散策しましたが、まだ十分楽しめてびっくり。
去年は4月の5日にもう散り初めだったんですよね、確か。

京都駅で「芳年展」を見た帰りで、そこそこ疲れてるし寄り道してると帰宅時間が……と思っていたのですが、足を運んだ甲斐がありました。
新学期始まってからの平日、しかも午後の中途半端な時間ということもあってか、インクラインも昨年ほどの人混みではなく、桜のトンネルをゆるりと楽しむことができました。(昨年の様子など蹴上周辺の四季写真をまとめた記事はこちら

さすがにこれで桜は見納めか、と思うとさにあらず。

しだれ桜がある!ヤマザクラがある!(もしかしてヤマザクラじゃなかったらごめんなさい。花の種類に疎い…)
春は楽しや。卯月は楽しや。これでヒノキ花粉さえ飛んでいなければ……。