先月、T.M.Revolution――西川兄貴のライブに行ってきた。
滋賀県内を回るツアー、私がチケット取ってた公演はコロナで二度も延期になり、元の日程から半年経ってようやく開催されたんだけども。

そのツアーに、淳士くんが参加してた。

かつてGACKTさんのツアーにも参加していた淳士くん。(同一人物のはず……。万一違ったらごめんなさい)
懐かしくて、淳士くんバージョンの「GHOST」を引っ張り出してきてしまった。

これ、たぶん『ЯRⅡ』のライブDVDの特典として付いてたやつだと思うんだけど……もうあんまり細かいことを覚えていない。何しろ『ЯRⅡ』って2009年、10年以上も前なのだ
ええええ、淳士くんがGackt Jobでドラム叩いてたの、そんな前なの……。ついこないだのような気が。

実はずっと封を切ってなくて(『ЯRⅡ』のDVD本体も買っただけで満足してシュリンク包装を切られてない)、今回初めて見たんだけど。
「JUN-JI VISUALIVE TOUR」が開催されててびっくりした。その下の「○が再生」のとこ、字が読めないし!(櫓?違うかな、なんだろ?)

ツアーファイナルのたまアリ2日目、2009年の7月12日、リハーサルの舞台(たぶん)で淳士くんが見事に「GHOST」を完コピしている記録。
「GHOST」ってダンスがすごいんですよ。GACKTさんの元ダンスはこんな感じなんだけど (ドラマ「ターミネーター」のイメージソングだったこと、すっかり忘れてたわ)、これを完コピするわけです。もちろん歌も歌う。すごい。

その後「楽園祭」でも披露されたりして、淳士くんの「GHOST」、当時のGackt Jobの格好の持ちネタになってたんだよなぁ。あああああ、懐かしいなぁ。
お返しに(?)GACKTさんが「1/3の純情な感情」歌ったりしてたし。(MV試聴こちら

なんか、久しぶりにライブに行って、淳士くんのことだけでなく、色々とGACKTさんライブのことを思い出して、やっぱりGACKTさんのライブ良かったなぁ、行きたいなぁ、ってしみじみしちゃった。
西川兄貴のライブももちろん素晴らしかったけど、コロナ感染対策で客は「着席」&「発声なし」だったから、その分やはりテンションが。ライブは「一緒に歌い踊ってこそ」なのに……と昔のことを思い出してしまう。

メンバー紹介が最後にちょろっとあるだけだったり、全部で2時間ちょっとだったのも、「あれ?もう終わり!?」と。
やたらに長いGACKTさんライブに慣れた身には2時間は短い!(笑) もっとMCを! メンバーにもギャグを!!(爆)

『ЯRⅡ』のたまアリ1日目、4時間あったもんね。ゲストのブラマヨ部分も長かったとはいえ、DVD収録されてるやつも3時間47分とかだから……。
『LAST MOON』の時も2回目参戦した時、3時間50分あったし、よく鍛えられたDearsに2時間ライブは短すぎる。いや、まぁ、4時間はさすがに長すぎるんだけど。

ちょうど西川兄貴のライブの前に、療養中だったGACKTさんの近況が報告されて、「年内に芸能活動再開」と。はぁ~、良かったなぁと思っていたら5月30日には「いよいよ秒読みです」というアナウンスも。
さすがにバースデーライブではないだろうけど、元気なお姿をYouTubeとかで見せてくださるのかなぁ。

来年は50歳だから、来年のバースデーに向けて、順調に回復されるといいなぁ。4時間ライブしろ、なんて言わないから……てゆーか、もしも発声が完全に戻っていないのなら、ピアノ演奏ライブでもいいというか、むしろ一回「ピアノだけ」をやってほしい。ピアノだけのアルバムも発表してほしい。GACKTさんのピアノ、もっと色々聞きたいとずっと思ってる。


もちろん歌も――新曲も聴きたいけれども。
何度も言うけど、『罪の継承』以来新しい曲出てないんだもんね。2017年の3月以来…もう5年だ……。

「KHAOS」ライブではバンドメンバーが変わって、メンバー紹介もなく、MCも少なく、長いのがお約束のはずが2時間15分ぐらいとコンパクトで、色々と物足りなかった。
この先GACKTさんがライブを再開されたとしたら、もちろん行きたいけれども、でも、もう二度と「あの頃のライブ」を体感することはないんだなぁ、とも思ってしまう。GACKTさんも、私自身もまだ若くて、「あの時あの場所」に存在したすべてのものは、「あの時あの場所」にしかない。
この先、たとえあれ以上に高いクオリティの、熱いライブが開催されたとしても、それはまた違う代物で、もう一度「あのライブ」に行くことはできない。

なんか、しみじみと、行っといて良かったなぁと思ったり。
「推しは推せる時に推せ」「ライブ(でも舞台でも何でも)はとにかく行っとけ」だよなぁ。

ちなみにGACKTさんの「GHOST」のジャケ写はこれで。
ちゃんとCD(DVD)そのもののデザインもコピってある。
この無駄なこだわり(褒めてる)がGackt Jobだよなぁ、と本当にしみじみするのであった。